昨日の日銀後ドル円は104円割れ。元々緩和期待なんてほとんどなかった筈で、その割には売られ過ぎちゃうかと 

思いましたけどね。。 ドルで金額固定のmy給与も円価ベースで日に日に目減りしていっております。 

後で円転しなくていいように駐在中にある程度使い切ってしまわんとですわ。 

さて、カレー屋issueの続きでございますが、僕が今まで行って「これは!」と思ったカレー屋をおいしかった順に 

紹介したいと思います。 

尚、私大阪の営業店時代は支店に食堂がなく、「月額9千円支給するから外食で済ませてくれ」的運営の 

拠点でしたもので、大阪中心部界隈のカレー屋は全部制覇したと言ってもおそらく差し支えございません。 

東京は大阪ほどには極められていない一方で、スキー・スノボで回った全国のゲレンデは50以上、そのほとんどで 

カレーを注文している筈ですんでw、まあそこそこなデータ量があるとご認識ください。 

その日のコンディションや気分、及び直近いつカレーを食べたかによって好みは変わってきます(例えば今の僕の 

コンディションで一番食べたいのは4位のエチオピアであります)が、できるだけ冷静にランク付けしたつもりです。 

1. 北浜 ランプハウス (大阪)  

2. 神保町 ボンディ 

3. アルツ磐梯(福島のスキー場) 

4. 神保町 エチオピア 

5. 七里ヶ浜 珊瑚礁 

次点. 堂島 食堂酒場 ラ・クレール(大阪) 

印象としては、ランプハウス≧ボンディ>アルツ磐梯>エチオピア>>珊瑚礁>>ラ・クレールといったところでしょうか。 

まず栄えある第1位は、大阪は北浜のランプハウス。  

ただ、ほんま申し訳ないことに、紹介しといてなんですが、2010年3月をもって閉店してしまいましたorz 

そんなん意味ないから載せんなよ・・・なのですが、これは載せんわけにはいかんのですわ。

 

(翌日追記)

印象としては、ランプハウス≧ボンディ>アルツ磐梯>エチオピア>>珊瑚礁>>>ラ・クレールといったところでしょうか。 

「おお、1位が閉店しているとはなにごとだ」と、皆様からドラクエの王様的なお叱りを受けること覚悟で紹介させて 

いただいております、というような話までしましたが、それくらいここは唯一無二な存在だったんすよ。 

それは、ここが僕が行った数多のカレー屋の中で唯一、「日本の家庭的なカレーをserveしてくれるお店」だったのです。 

我々が家で作る、ルーどろどろ、野菜ごろごろの、あのカレーです。 ほんま、後にも先にもここだけですわ・・・。  

ただ、ちょっと辛過ぎるのが人によってはきついかもしれません。4位のエチオピアであるような特殊スパイス系の辛さ 

ではなく、「純粋なカレーの辛さ」と言った感じで、僕は好きですが、もうちょい辛さを落としたほうが味わい深くなるのでは? 

もしかして辛過ぎて味わかりにくくなってるんちゃうかこれ、、と思ってました。 

場所的には当時の僕がいた堂島支店(今は法営が梅田に統合されちゃいましたが)と大阪中央支店の間にあった為、 

外回り中や融資集中部(大阪中央支店に入ってました)からの帰りなんかにたまに寄っていましたが、 

クオリティの割にメディアで扱われているのは見たことがなく、知名度は低かったと思われます。僕も誰に教わることなく 

自力で発見しました。とはいえ分かりにくい場所にあるわけでもないので、大阪で外回りされていた方なら 

知っている人もいるんじゃないでしょうか。 

お次はボンディ。 「これぞ日本の家庭料理!」という感動があったのでランプハウスをトップにランクしましたが、 

クオリティ的には1位となんら遜色ありません。実質同着ツートップであります。  

ルーにとろみのある欧風系のカレーで、誰が食べてもこれはうまいやろと、万人に薦められます。 

価格は1500円程と、僕が今まで行った中では一番高いですが、しょーもない食べ物でもくっそ高いニューヨークの物価に 

比べれば全くノープロブレムの納得のクオリティでござします。 

むしろ価格競争に巻き込まれて潰れないように、しっかりと当該プライスにて利鞘を確保し、持続的に成長してもらい 

たいところであります。ランプハウス亡き今、日本のカレー界を支えるのはボンディ、お前しかいない!  

と、スラムダンク愛和学院の監督ばりに無駄に熱くなったところで、一旦中締めとさせていただきます。次回完結編す。

 

(翌日追記)

3位のアルツ磐梯は、「おい、遠いぞ・・・」というクレームが飛んできそうですが、星野リゾートの露天風呂付きの 

綺麗なホテルもありますし、隣の裏磐梯猫魔(ゲレンデの名前。ピッコロの必殺技ではありません。)と並んで 

パウダースノーも素晴らしいですんで、是非いつか行ってみていただければと。 

ここはなんと、「ひと口食べて満足いただけなければ料金全額返金」という売却オプション付きでして、その名も 

「アルツ名物 ”美味しさ保証付カレー”」という安心のマル保具合。 

その強気過ぎる謳い文句に全く引けを取らないクオリティでして、 

「ス、スキー場のカレーのレベルを明らかに超えている・・・」と、リクーム戦での悟空の戦闘力に驚愕するべジータ 

の心境でしたわ。 ランプハウスやボンディとは違ってサラサラ系ですがおいしかったです。 

ただ、1回しか食べてないんで、ともすればやや最初の感動のあまりに下駄を履かせた評価になっているかもしれません。 

4位のエチオピアは、ボンディと並び東京では有名なお店。他とは一線を画す、スパイス系のカレーです。 

ゴロゴロの野菜(ここがまず高評価!as u know)にサラサラのルーという組み合わせ。 

第一印象は味がやや薄めで物足りないかなと思っていましたが、絶妙なスパイスの味と香りに中毒性があり、 

いつの間にかリピーターになっておりました。  

一昨日も「今食べたいのはエチオピア」と書きましたが、本日時点もその気持ちは変わらず、「これもはやエチオピアが 

実質1位なんちゃうか」と今になって思い始めておりますw     

辛さもなんと70倍まで選べますんで、行く度に辛さを変えてみる楽しみがあります。ちなみに普通の辛口相当が3倍 

とのことで、「え、じゃあ70倍って、、その20倍以上なん・・・?」と、想像もつきませんが、おそらく受ける印象はそうでは 

ないはずです。 僕は30倍を1度注文しましたが、確かに辛いけど辛口(3倍)の10倍とまではいきませんでした。 

おそらく人間の舌が感じられる辛さを超えているのでしょう。  

べジータ戦で身体の限界に挑んで界王拳3倍(一瞬だけ4倍)を使っていた悟空が、次のフリーザ戦では10倍、20倍と 

立て続けに使っておりましたが、ちょうどああいうイメージです。2倍→4倍間の2倍と10倍→20倍間の2倍では 

感じられるギャップが全く異なります。 

昔為替トレーディングG時代に先輩が「仕事ミスった罰ゲーム」という名目でG長に70倍カレーを食べさせられていたのを 

ふと思い出しました。 

というわけですいません、エチオピアで話が広がり過ぎてまさかの完結ならずでした。。 

連日カレーづくしで大変恐縮ですがもう1話だけlet me write。

 

(翌日追記)

今度こそ完結編です。 

 

5位の珊瑚礁は、正直当ランキングに載せるべきじゃないかもしれないと、ためらいました。ここは甘めのカレーで 

他とはかなり路線が違いますんで。いわゆる一般にイメージされるカレーではなく、下手すりゃ別料理なんちゃうかと。 

なので、「カレーらしいカレーが食べたい」という気分の時に行くべきではありません。 

ただ、for meこの変化球系なカレーもヒットしまして、「なるほど、こういうのもありなんやな」と気づかされました。 

あと、僕が行ったことがあるのは七里ヶ浜のビーチ沿いのモアナマカイ店のほうですが、ここは雰囲気が最高です。  

たいまつが焚かれ、海を見渡せるテラス席が「え、なにこれ、ワイハー?」との抜群のリゾート仕様となっております。 

波のある日はサーフィンしている人も多いので、見てて楽しいですしね。 

で、次点は大阪本店や堂島支店の近くに位置する、ラ・クレール。 おそらくほぼNo one knowsですが、 

営業中のリーマンがランチに立ち寄る類のお店の割には多少オシャレな雰囲気で落ち着きました。  

カレー専門ではなく定食的なランチメニューもある、喫茶店的なお店で、ここの石焼チーズカレーは絶品! 

とまではいかないものの、他のカレー屋に比べるとなかなかのクオリティです。 

「是が非でも行け」とは言いませんが、大阪本店に行く場合なんかにふらっと寄っていただければと。 

はい、さすがにランキング下位のこの2店は僕もそこまで思い入れがあるわけでもなく全く盛り上がりませんでしたが、 

まあそんなもんすわ。 食べた瞬間に「よっしゃー!」と思ったのは3位までであります。 

そして、実は1位のランプハウスでも全く太刀打ちできない真のトップは、当時の大阪の独身寮のカレーでした。 

もちろん民間店舗でないのでランキング対象外ですが、どれくらいうまかったかというと、この宴会好きな僕をして 

仕事後直帰させる、という恐ろしい水準。 カレーの日は昼食後一切間食をせず、先輩からの飲みの誘いですら 

「すいませんー、僕今日カレーなんすよ」ときっぱり断る徹底具合。 

寮に着くや否や猛スピードでたいらげ、おかわりを2回する、というアドレナリン放出具合。うますぎたであれは。 

カレーの日は、当時1~2年目だった同期も、気持ちみんなニコニコしているというw、幸せなアトモスフィアを 

形成していた記憶がございます。 そんなアホなとお思いでしょうが、ノンフィクションす。  

当時の食堂のお姉ちゃんに聞くと、その神レシピは「ジャワカレーととろけるカレーのミックス」とのことでしたが、 

せっかく聞いたのに結局自分はそれを作らず仕舞いだったな・・・と、今になってふと思い出しましたわ。 

次回はその2つのフュージョンで、奇跡のケミストリーを再現させる所存す。  

あ、でもNYってジャワカレー売ってなかったような気がするな。。